図解だと「わかる!忘れない!」 <図解術のページ

図解の有効性
鳥瞰(ちょうかん)と虫瞰(ちゅうかん)


プレゼンやコミュニケーションには図解が欠かせない時代になってきています。
図解は、相手にはやく素直に納得してもらう有効なツールです。

木を見て森を見ずといいますが、左脳でコツコツと論理的に木を見て、さらに右脳で鳥瞰(ちょうかん)的に森を見れば、理解は速いし、深まり、また記憶も残存します。

図解の利点

  1. すぐわかる。
    絵は、千語の説明よりよくわかるといいます(A picture is worth a thousand words.)
    図解は訴求力が高いです。
  2. 全体がわかる。
    図は全体をみることができるので、一瞬で直感的、総合的な認識が可能です。
  3. むずかしいことを簡単に説明できる。
    図解(鳥の目=右脳=直感)に文字(虫の目=左脳=論理)をそえた情報は、5倍以上理解しやすく、5倍以上長く記憶に残るといわれています。
  4. 図解はみずからの理解を深める作業を助けてくれるツールです。
    わかりやすく説明するための道具だけでなく、問題点を見つけ、考えるためのツールです。
    よくできた図解は、頭の中で漠然と思い描いていることにカタチを与えて、はっきりと意識できるようにしてくれます。
    図解は、「考える力」をつけてくれます。
図解化の手順
  1. テキストを通読しながらキーワードをぬきだし、まとめます。
  2. 箇条書き→図解と進みます。
  3. 箇条書きは名詞句か短文にし、枝項目をつくります。
    大項目は7項目以内におさめます。
    箇条書きの欠点は、項目間の関係がわかりにくいことです。
《*人間や動物の絵を入れるとなじみやすくなります。
完成形は一度にできません。何回も修正します。
ふだんから新聞や雑誌の図解をみるくせをつけておきます。》


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