『武蔵野ペン』37年余、川越で刊行(MS2012/9/1)

武蔵野ペン:季刊同人誌、150号に 37年余、川越で刊行 /埼玉

毎日新聞 2012年09月01日 地方版
 川越市を中心に220人の会員がいる川越ペンクラブが季刊同人誌「武蔵野ペン」の150号を刊行した。1975年5月の創刊以来、年4回の刊行を続けて37年余。地域文化に関する研究から身辺雑記まで、会員の「発表の場」として地道で息の長い役割を果たしてきた。
 150号は、会員110人から寄せられた500字のエッセーや創刊号から70号までの表紙、70号から149号までの掲載作品の索引なども収録し、通常号の3倍近い176ページで2000部を発行。
 毎号の掲載作品は、会員(年会費5000円)と、その中の同人(同2万5000円)が自由に投稿し、編集員8人の審査を経て決まる。創刊当初は県内の一部書店で販売もしていたが、現在は川越ペンクラブ事務局(電話049・231・0837)に連絡すれば定価(通常号は500円、150号は800円)に送料実費を加えた額で頒布もしている。県内の図書館などでも閲覧できる。