翻訳メガホン、2016年内に発売

翻訳メガホン、今年度内に発売 パナソニック、3カ国語に
2016/9/17付nk
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パナソニックはメガホン型の翻訳機を2016年度中に発売する。あらかじめ決められた例文をマイクに日本語で話すと、英語や中国語、韓国語に翻訳して大きな音で伝える。多くの外国人を誘導する際などに指示が伝わりやすくなる。災害時の緊急避難や大規模なイベントなどでの利用を見込む。

 翻訳機には「1列に並んで避難してください」などあらかじめ100~200種類の例文が入っており、利用者が話す例文を認識して翻訳する。英語などで音を出す前には、メガホン上部の液晶画面で日本語の例文を確認できる。要望に応じてネットから例文を追加できる機能も検討する。

 空港や鉄道会社、地方自治体などと10月末まで実証試験に取り組んでいる。結果を基に翻訳精度を改善して市販につなげる。鉄道などの交通機関での乗り換え案内など大人数に一斉に伝える必要がある現場での利用を想定する。価格は未定としている。

 パナソニックは20年の東京五輪に向けた訪日外国人客の増加を見据えて多様な翻訳機の開発を加速している。JTBとは旅館やホテルに置いてタッチパネルで観光情報を示しながらやりとりができる端末の普及に取り組む。首からさげるペンダント型の翻訳機も開発中だ。

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