沖縄語辞典
ウチナーグチ辞典
<* 「'ア」は、息を詰めた「ッア」です。声門閉鎖音です。>
ア行●
'アーケージュー
ター'ンム
ダカラサー
チチグトゥ
チビチリガマ
チブル
チム(肝)ドンドン
チムグクル
チャンプルー
チュ
チュー ウガナビラ
チューン
チュラカーギー
チラ
チラガー
チンスコー
チンナン
チンビン
チンボーラー
テーゲー
ティーアンダ
ティーサージ
ティーダ
ティーダカンカン
ティビチ
デイゴ
ティンサグヌ花
テンブス
トー
トートーメ
豆腐ヨウ
トントンミー
ナ 行●
ナーベーラー
ナイチャー
ナダ
ニーセー
ニーニー
ニフェーデービル
ニフェーヤイビタン
ニライカナイ
ヌー
ヌー ヤイビーガ
ネーネー
ヌール
ヌスイ
ヌチ
ヌチグスイ
ヌチ ドゥ タカラ
ヌルントゥルン
ハ 行●
パーランクー
ハイサイ
パイパティローマ
ハッサミヨー =ハッサ
ハテルマ
ハナウイ
ヒージャー
ヒラヤーチ
ピリンパラン
ビンガタ
ヒンプン
フーチバ
フィチサガユン
フクギ
フラー
フル
ペーチン
ポーポー
マ 行●
マーサン
マーミナ
マース煮
マチグワ^ー
マチヤグワ^ー スージグワ^
マブイ
ミークファヤー
ミーニシ
ミーバイ
道ジュネー
ムーチー
ムラヤー
メンソーレ
モーアシビ
ヤ 行●
ヤー
ヤーカイ
ヤーヒンギー
ヤールー
ヤチムン
ヤナカジ
ヤマトゥーユ
ヤマトゥンチュ
ヤン
ヤイビーン
ヤサ
ヤシガ
ヤンナー
ヤンバル
ヤンメー
ユイマール
ユウナ
ユガフー
ユシ
ユタ
ユンタク
'ワー
'ワジワジー
四つ竹
ラ 行●
ラフテー
ワタ
ヲージ
'ンナ
'ヌブシ
'ンマ
'ンミ
'ンム
'ミー
'ンメー
【履歴:2003。2010/3。2012/9】
<* 「'ア」は、息を詰めた「ッア」です。声門閉鎖音です。>
ア行●
'アーケージュー
トンボ。<あきづ *大和古語'アーサ
ヒトエグサ'アガー
いたい
'アカ
インコ
'アキサミヨー
たまげたな。=ハッサミヨー
'アガリ・'イリ・フェー・ニシ
東、西、南、北
ミーニシ
<新しい+北
'アサバン
昼食 ∵昼頃たべたので *古いヤマトも二食
'アシティビチ
豚足。じっくり煮こんで脂肪分を取り除き、ゼラチン化した料理。長寿料理のひとつ。
'アジ
按司 <主(あるじ)
'アジスル
味見する
'アシバー
不良の遊び人
'アダン
海岸べりの常緑小高木。幹から支柱根を 出す。
'アチコーコー
あつあつ
'アバサー
ハリセンボン。'アバサー汁にする。
'アブシバレー
<畦払い
'アマミキョ・シネリキョ
琉球神話の開闢神。キ ョ=子=人 <海+見+子
’アミリカー
<アメリカ人'アララガマ
'アリクリ
あれこれ
'アリンクリン
'イザイホー
'イチャリバ、チョーデー
'イナモドゥチ
'ウークイ
'ウガンジュ
'ウガンブスク
'ウチナージラー
'オモロ
カ行●
カー
カタハランブー
ガチマヤー
カチャーシー
カリユシ
クースー
グソー
クニンダ
グルクン
グワ^ー
クワッチーサビラ
クワッチーサビタン
話クワッティー
クンクンシー
ゴーヤー
コーレーグス
コチ
サ行●
サーダカ'ンマリ
サップウ
サトヌシ
サーターアンダーギー
サバニ
サンシン
サンニン
サンバ
サンピン茶
シークワ^―サー
シーサー
ジーシガーミ
シーブン
ジーマミー
シーミー
シティミティ
シマ
シマサバ
シマチャビ
シマナイチャー
シマンチュ
シムサ
ジューシー
ジュリ
ジンジン
ジンブナー
スクガラス
ソーキ
ソーキそば
タ 行●
あれもこれも'アワティハーティ
あたふた'アンダ
油 <油'アンマー
母さん <アモ●イ
'イザイホー
'イチャリバ、チョーデー
行き会えば、兄弟イチャ ガリガリ
出会いと人のつながりを大切にするウチナー(沖縄)ならではの言葉。チョーデー とは、兄弟のこと。
宜野座村名物'イチュン
<行く'イッペー =デージ
'イナモドゥチ
豚肉入り味噌汁 <猪もどき'イノー
礁池'イラブー
ウミヘビ。久高島のものが有名。 < 永良部'イリチー
炒め煮。クーブイリチー。フーイリチー●ウ
'ウークイ
<送り。旧暦7月15日の精霊送りウゥドゥイ
<踊り'ウーマク
ウゥドゥイ は、「をどり」からきました。「おどり」からではありません。古い日本語では、「わ行」は「わ wa、ゐ wi、う wu、ゑ we、を wo」でした。
沖縄語から古い日本語が見えてきます。
<腕白'ウィキー
弟、兄'ウィキガ
男 <'ウィキー+ク^ワー'ウェーカタ
親方 *親方>親雲上>里之子
'ウガンジュ
<拝所。ウタキ、井泉、霊石、洞穴
'ウガンブスク
拝み不足'ウシガナシー
<御主+カナシ'ウタキ
神の降臨するところ。<御嶽'ウチナー
琉球。沖縄。ウルマ。レキオ。海邦'ウチナーグチ
<沖縄口。沖縄語
'ウチナージラー
沖縄顔<沖縄+面'ウチナービケーン
…だけ’ウチナー ヤマトゥグチ
<沖縄大和口'ウチナーンチュ
=シマンチュ'ウッチン
<鬱金'ウドゥン
<御殿'ウナイ
姉・妹(兄弟から見た) <おなり。'ウナイ・'ウィキー 姉妹兄弟'ウブン
お食事 =ムヌ<御物'ウマンチュ
<御真人。庶民(反権力的)'ウミンチュ
<海人。'ウリズン
特に糸満漁夫をさすことがあります。糸満の潜水漁夫が沖縄漁業の歴史を作りました。糸満漁夫は、他の島々やばかりでなく、遠く海外をも含むよそへも移住しました。
旧暦2-3月。農作物の植え付けに程良い雨が降る。<潤い初め'ウルマ
琉球の雅名。cf.藤原公任'ウワイスーコー
33回忌。死者が神になる <終わり焼香 年 忌:1 3 5 7 13 25 33'ウワ^―チチ
天気 <上っ気'ウンケー
<迎え。旧暦13日の精霊迎え'エイサー
'オトーリ お通り●オ
'オモロ
<思い
カ行●
カー
井戸。<川。カーとは、川ではなくて、井戸のことです。カシマサン
うるさい。<姦さんカジマヤー
数え年97歳の生年祝い。くるくる回って赤ん坊に戻る年。風車。<風+まわり[maai]+aaカジャデフー
輝かしい踊りの手振り<かぎやで+風
カタハランブー
片腹をブーとふくらませた祝い 菓子
ガチマヤー
食いしん坊 <餓鬼+猫
カチャーシー
かき合わせガマ
洞窟カミンチュ
神人カメー!
食べなカラカラ
カリユシ
船舶が安全であることをねがう心情を託す。「カリー」と乾杯<嘉例由ガンジューイ?
元気? <頑丈キーマー
毛深いキジムナー
木にすむ妖童●ク
クースー
古酒クーブ
昆布クスイムン
<薬もの。*医食同源の考え方グスウヨウ
皆さん <御主よグスク
グソー
あの世 <後生
クニンダ
久米村 nda
タカサゴ。県魚。かまぼこの材料にも
<小
いただきます <馳走
ごちそうさま
クンクンシー
工工四
苦瓜 <(ニ)ガウイ+アー。 ゴーヤーは、ナーベーラーとならぶ代表的な夏野菜です。ビタミンCに富み、夏バテ防止に効果があります。
トウガラシ <高麗+胡椒
東風 *大和古語
サーダカ'ンマリ
生まれつき霊力が高いこと。< 性高生まれ
<冊封。大和ではサクホウ
里之子
祝い時に欠かせない揚 げ菓子 <砂糖+揚げ菓子
くり船<小舟
三線
月桃
<三板
ジャスミン茶<香片茶。 ジャスミンのこと。サンピンというと、エキゾティシズムに富む。
ヒラミレモン
<獅子像
<逗子がめ
おまけ <添え分
落花生<地豆
清明祭
早朝 <つとめて
シマサバ
ビーチサンダル
孤島苦。 <島痛み。離島故の苦しみ。伊波普猷(いは ふゆう)の造語
沖縄に住みついたヤマトゥンチュ。<島+内地人。でもいつになってもウチナーンチュにはなれない。
<島の人
いいよ <済むさ
炊き込みご飯、おかゆ<雑炊
遊女
蛍
賢い人 <存分=知恵
スクの塩辛 スク=アイゴ の稚魚
骨付きあばら肉、ざる
じっくり煮込んだ豚あばら肉を載せた沖縄そば
水芋 <田+芋
(といって、これでおわり)
チバリヨー聞き惚れるほどすばらしいもの <聞き事
<気張れよ
<尻切
あたま <ツブリ
胸がドキドキ
チム、ドンドンこころ
<胸、どきどき
野菜と豆腐の炒め。<炒腐児
*別項
朝昼晩<今日、拝なびら
来る
美人<清ら影。ユンタンザチュラ ー=読谷美人
顔。卑語ではない<面
豚の頭 <面皮
金楚コー
かたつむり
油で焼いて巻いた小麦粉のクレープ。 <巻餅
小さな巻き貝
大概
料理を特に念を入れて作ること。 <手油
手布
太陽 <天道
ティビチ
豚足の煮込み
梯梧。3-5月、枝一杯に朱赤色の花を 咲かせる。県木
テンブス
へそ。ブス<ホゾ 宜野座村
そこまで(酒のつぎたし)
尊前。「前」は敬称辞
トントンミー
水切り遊び
ナ
へちま <鍋洗い物
ナカミ内地人。ナイチ(内地)は、沖縄以外の日本をさします。ナイチャー は、日本本土の人のことで、<あっちの人>といった感じです。
豚もつ。 <中身
ナンクルナイサー涙 【cf.】涙そうそう
どうにかなるさ
青年 <二才
兄さん
ありがとうございます。<御拝+でございます。「(あなた様を)拝むんでございます」→「ありがとうございます」となったのでしょう。
ありがとうございました。
根っこの方・あっちの方
ヌー ヤイビーガ
何ですか?
姉さん
ヌスイ
もずく <水雲
<命
心の薬。<命薬
命こそ宝。「命こそ宝」は、沖縄の反戦平和運動の標語でもありました。* 阿波根 昌鴻(あはごん しょうこう) 乞食行進で米軍の非道を訴える
ノロとろとろまどろむ様。
神女。 <呪(のろ)い
ハ
太鼓。クー=鼓
やあ (男性が親しい人に)。<拝再ハイタイ
やあ (女性が親しい人に)
<南波照間
ハテルマ
波照間島。<果て+ウルマ
花織り
ヒラヤーチ
沖縄風お好み焼き。<平焼き
ペチャクチャ
<紅型
<屏風
よもぎ <フーチ=もぐさ
空腹で元気がなくなる。 <引き下がる
福木。常緑高木で防風林に。皮は黄の染料に。
頭の悪い人
豚舎兼用便所 <風呂
親雲上
油味噌を芯にしたチンビン <炮炮
マ
おいしい <旨い
もやし <豆菜
魚の塩蒸し
マチヤグワ^ー スージグワ^
(路地裏)の雑貨 屋。<町屋小
魂 マブイグミ グミ<込め
おめざ。寝起きの子どもに与える 菓子など
初秋の北風 <ミー=新
ハタ
練り行列。旧暦8月10日頃の豊年 祭で行う
餅
公民館
<いらっしゃい
沖縄県庁の「沖縄こどもランド」には、まちがった説明があります。「メンソーレー」は、「’イメンソーレー」の語頭のiが脱落したものです。「ごめん候え」とは無関係です。(2003年)
<野遊び。
夜、若い男女が原野に集まって、歌や踊りで遊ぶことをいいました。自由な男女交際を許された少ない機会でした。平安時代の日本の歌垣(うたがき)のようなものでした。
家。
家へ帰る
家出人
いもり
焼き物
悪風 <ヤナ=いやな
<大和世
日本人。<大和人
ヤマトゥンチュは、歴史を背負った重いいい方です。韓国人が日本を「イルボン」という時の感覚にあたります。
である
ヤサ
だよ <ヤンサ
そうですが
そうですか?
山原
病
ユウナ
オオハマボウ。常緑高木
豊年。<世果報
豆腐 組み上げ豆腐
女性霊能師 <イタコ
おしゃべり
豚 :アシティビチ。ソーキ。ナカミ。チラガー。血イリチー。ミミガー。
いらいら
ラ
豚三枚肉の角煮。<羅火腿。 ラフテー。豚はかつては特別の食べ物。イモの到来で豚飼育が広がる
おなか <はらわた
さとうきび <荻(形が似ているから)
皆
蒸し煮
馬
梅
芋
姉
祖母 <御前
【履歴:2003。2010/3。2012/9】