川越の中院で「花いくさ」

花いくさ  2012/09/29 中院
3様の活け方  ツボは左から選ぶ  向こうから平間、中村、上野
「花いくさ」は、2011年東京で呱呱(ここ)の声をあげました。
川越には、中院(なかいん)に早くも2012年9月29日に上陸しました。

花の匠(たくみ)3人が同時に5分間で花をいけ、
より心を動かした匠が勝利を手にするという優雅なあそびです。

5分間3番勝負です。

匠はツボを選び、5分間で花を活けます。
花を指定されることもあります。
題付きの場合もあります。
3番目には中院から「極楽浄土」のテーマが出されました。

競技中には花の解説もあり、花への関心がいや増しに増します。

全くの初心者をふくむ観客も後半には参加し、場を盛り上げました。

川越にまたひとつ文化が追加されました。
この「文化」は、来年から恒例になりそうです。


花の匠

上野雄次:花道家・アーチスト
中村俊月:フローリスト
平間磨理夫:華道家

司会・解説:
日向雄一郎: 花美術家・草月流
鬼塚忠: 作家。小説『花いくさ』著者

シタール演奏:
伊藤公朗 :ヒマラヤでヨギに弟子入り。

*みなさんホームページをお持ちです。

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中院は830年円仁が開山しました。
2030年には開山1200年を迎えます。
かつて天台宗の大本山でした。


春の枝垂れ桜が見ものです。

「仏には桜の花をたてまつれ
我が後の世を 人とぶらはば」(西行法師)

(仏になった私には桜の花を備えてください。私の死後をとむらってくださるならば。)


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